歯科医師の将来
歯科医師の需給バランス
現在の歯科医師数は30歳代半ばから40歳代後半にかけてピークがあることから、将来的には著しい高齢歯科医師の増加が見込まれる。70歳以上の稼働歯科医師は当面7千人程度で推移するが、平成29年から急激に増加し平成42年には2万人を超えることが推計され、厚生労働省によれば、医療診療所の数は67 ,392件(2006年調べ)に対し全国に4万店舗あるといわれるコンビニエンスストアの数をはるかに上回っている為、将来的に生じ得る歯科診療所の経営不安定化は、勤労意欲の低下や職業としての魅力低下に繋がるおそれがあり、歯科医療への従事に希望と意欲を持つ歯科大学学生の減少が懸念される。
歯科医師の資質向上
歯科医師国家試験において、歯科医師としての基本的診療能力を評価するためには現行の筆記試験に加え、技能評価を行う実技試験を新たに導入するなど、出題内容や出題形式の改善について検討されており
新規参入歯科医師の資質を確保する一環として、歯科医師国家試験における合格基準の見直しや多受験回数者の制限等についても検討する必要があるとされている。